• 冲方丁

    SF作家

    残り30分、泣きっぱなしを覚悟しろ! SF○○モノ(時空+ロボット+AI+パラドクス・サスペンス+etc…)のありったけをつめこんだエポック・メイカーが日本で誕生したことに感涙が止まらない! 演出・演技の全てが素晴らしい!
  • 茂木健一郎

    脳科学者

    SF小説の古典的名作が、日本の近現代を舞台に見事に翻案された! 
    恋愛映画のマエストロ、三木孝浩監督によって、心のゆらめきが時空を超えて伝わり共鳴する傑作となった!! 
    困難な時代に、人類が前に進む情熱の泉、その「センス・オブ・ワンダー」を与えてくれる作品です!!!
  • 長谷敏司

    SF作家 

    『夏への扉』を、2021年の邦画デートムービーにしたというのは、なかなかすごいことなのではないかと思う。
    この映画で興味がわいたかたは、もし未読なら、ぜひハインライン著、福島正実訳の傑作SFである原作に触れてみてほしい。映画スタッフがどう素晴らしい仕事をしたかもわかって、二度楽しめるはずだ。
  • 宇垣美里

    タレント

    自動運転の車に文字が軽やかに踊る掲示板
    ハイテクノロジーながらどこかリアルな未来の世界にワクワクした
    どんな困難にぶつかっても何もかもを信じられなくなったとしても頼りになる相棒と
    大切な人を守りたいという強い気持ちがあれば扉をこじ開けることができる
    諦めなければ、失敗じゃない
  • Aimer

    シンガー 

    誰も傷つけない、観る人みんなに幸せをくれる映画。
    これを観た夏の日は、うだるような暑さすら、きっと愛おしくなると思います。
    その扉をわたしも諦めたくないです。
    眩しい海のような勇気をもらえました。
    そして、ピートが可愛いです。
  • 貴島明日香

    お天気キャスター 

    主人公が時間軸を駆け巡って大切なものを守ろうとする姿に心を動かされます。散りばめられている点と点が繋がった時の高揚感がとっても気持ちよく、最後まで時間を忘れて見入ってしまいました。
    最後はあたたかく明るい気持ちになれる、そんな映画です。
    ハラハラする展開の中で引き立つ、2人の(一体と一匹?)ピートという存在にとっても癒されました!!
  • 大倉孝二

    俳優

    ラストカットからエンドロールになってゆく時、思わず言っていました。
    「清々しい、清々しいな」と。
    助かります、私みたいな者には。
    全く足りていないので、清々しさ
  • 新房昭之

    アニメ―ション監督

    元々原作の小説からのファンですが、タイムトラベルものはやはりワクワクしますね。
    学生時代好きだったSF作品を見返したかのような、どこか懐かしさを覚える作品でした。
  • 坂口有望

    シンガーソングライター

    淡い色 の世界は、色褪せる暇 もなく、鮮明なものと取り替えられてしまう。そこでより気付かされるのは、変わらないものの存在でした。もっと今を大切にしたくなるはずです。それは、今選んだ道の先にしか、未来の自分は立てないから。その上でどうかあなたには、この映画に出会うという選択を。
  • 菅浩江

    SF作家

    よく判る脚本にキャストの表現力が合わさって、万人に紹介できるSF映画になっている。雰囲気にぴったり合うアンビエント風味の音楽も最高でした。
  • 伊藤華英

    元競泳日本代表

    今と未来について大きく考えさせられる作品。主人公の高倉宗一郎が未来での自身の姿を見た時に何が一番大事なことなのかに気がついていく姿は、私の人生を振り返るきっかけにもなりました。また、自分の信じた道に突き進む勇気や原動力が、私にとってどんなことなのか改めて気付くことができました。一瞬も目が離せない映画です
  • 米村でんじろう

    サイエンスプロデューサー

    この映画には様々な科学技術が登場する。話の中心となる「タイムマシン」のようにまだ実現していない技術もあるものの、主人公が科学の力によって問題を解決する姿は、科学技術の進歩によって実現する未来があるという夢を、子どもたちにも見させてくれることだろう。
  • 齊藤進之介

    映画感想TikToker

    新技術と人間は未来で共存できるのか?
    この映画は""未来は恐ろしく、昔は良かった""を描くのではなく、
    自らの運命を切り開くために新技術と共存する、これからの時代に必要な意識を教えてくれる優しく一途なSF映画だ。
  • 中澤瞳

    モデル

    大切な人を何度も無くしながらも諦めずに研究を続ける宗一郎、それを静かに隣で支える璃子、見ていて胸が苦しくなりました。
    最後のシーンではその2人のお互いを思う行動に思わず涙が出ました。
    私も大切な人のために諦めずに行動できる素敵な人になりたいです!
  • 中井圭

    映画解説者

    歴史的時間SF小説の映画化でありながら、誰かが誰かを大切に思うことにフォーカスをあてたのが、これまで人の心を丁寧に描き続けた三木孝浩監督らしい。
    原作が影響を与えた80〜90年代の時間SF娯楽作から再引用しつつも、その根源にある譲れない想いが、困難な映画化の扉を開く。
  • 辛酸なめ子

    漫画家・コラムニスト

    SFなのに妙に共感できるのは95年から2025年を行き来しているという設定だからでしょうか?
    30年間の自分の成長のなさはコールドスリープしていたのかも?
    という思いもよぎりましたが……。
    街の風景やテクノロジーの変化を追体験することで感動が増幅します。
  • 難波弘之

    作曲/編曲家

    うっすらノスタルジックに改変された日本に舞台を移していたのが面白かったです。
    何よりも、猫のピート君が名演過ぎ!
  • 樋口晃平

    俳優・モデル

    『夏への扉』をひと足早く鑑賞させていただきました。
    三木監督がつくり出す、胸をグッと掴まれる作品が大好きで、見る前からワクワクしていました。今回も先が見えない展開にドキドキし、怒涛のクライマックスにハッとしながらも、最後は心が温まりました。
    ぜひ皆さんもご覧になってください!
  • 巽孝之

    SF評論家

    SFの心が、ここにある。ハインラインの原作を初めて読んだ時のわくわく感が甦った
  • 高野史緒

    SF作家

    原作の骨太さを上手に残しながらも、舞台をイマドキ前後の日本にして細部をブラッシュアップすることで、よりいっそう物語の感動が際立つ。ちょっと不機嫌顔のピート(猫)も、ちょっと可笑しいピート(ロボット)も魅力的で、レトロテイストを取り入れた映像も美しい。コロナで疲れた私たちを癒す、夏を吹き抜ける涼風のような映画。
  • 大森望

    SF翻訳家・評論家

    決定論型タイムトラベルSFの面白さ(怒濤の伏線回収)がわかりやすいかたちでぎゅっと詰まっている